この記事のまとめ
- Apache で HTTPS を有効化する方法が理解できる
はじめに
最近では Let’s Encrypt を使うことで無料で SSL 証明書が取得できるようになってきましね。
通信が暗号化されない HTTP を使う理由も少なくなってきましたので Apache で HTTPS を有効にしてみましょう。

カメラボ
理由がなかれば HTTPS は有効化するのがいいわよね
事前にSSL証明書を取得する必要がありますので以下の記事を参考にSSL証明書を取得しておきましょう。
※今回の環境
- Ubuntu 22.04.1 LTS
- Apache 2.4.52
Apache の設定に HTTPS を有効化する設定を追加
www.kame-lab.com を例に HTTPS を有効化した最低限の設定を記載してみました。SSL で始まるディレクティブを追加します。
Apache を再起動しブラウザでエラーなくページが表示されればOKです。
<IfModule mod_ssl.c>
<VirtualHost _default_:443>
ServerName www.kame-lab.com
DocumentRoot /var/www/html
ErrorLog ${APACHE_LOG_DIR}/www.secure_error.log
CustomLog ${APACHE_LOG_DIR}/www.secure_access.log combined
SSLEngine on
SSLCertificateFile /etc/letsencrypt/live/www.kame-lab.com/fullchain.pem
SSLCertificateKeyFile /etc/letsencrypt/live/www.kame-lab.com/privkey.pem
<FilesMatch "\.(cgi|shtml|phtml|php)$">
SSLOptions +StdEnvVars
</FilesMatch>
<Directory /var/www/html>
Options FollowSymLinks
Allowoverride All
Require all granted
</Directory>
</VirtualHost>
</IfModule>
新しくバーチャルホストを追加する方法は以下の記事を参考に。

カメラボ
今回は簡単だったわね